TOKYO PACK 2021
戦後を代表するイノベーションの一つに数えられる世界初のレトルトパウチ技術を生み出した企業として、さらに新たなパウチ開発に挑戦。モノマテリアルでありながら、耐破袋性やバリア性能等の諸物性を保持したリサイクル適性に優れたレトルトパウチを研究開発しています。
現在のレトルトパウチ
単一の材料はそれぞれが得意とする機能特性を有しています。機能特性の異なる複数の材料を積層することで、
市場の要求性能を満足する仕様となっています。
環境対応レトルトパウチ
現行構成の一部を引き継いで脱アルミ箔、脱ナイロンを実現しつつ、二つの方向性で開発しております。
現在のレトルトパウチは異種材料の多層構成のためリサイクル性が課題でした。そこで、当社の「樹脂改質技術」や「多層成形技術」を活用し、ポリオレフィン系樹脂またはポリエステル系樹脂を主成分とする機能の異なる各層を開発、積層させることでリサイクル適性の向上に取り組んでいます。ポリオレフィン系は「耐破袋性」と「ヒートシール性」、ポリエステル系は「バリア性」と「耐破袋性」が特に強みです。用途に合わせた使い分けが可能です。
〈開発品仕様〉
ポリオレフィン系モノマテリアルパウチ:バリアPP/接着剤/改質PP/接着剤/インパクトPP
ポリエステル系モノマテリアルパウチ:蒸着ポリエステル/接着剤/改質ポリエステル/軟質ポリエステル
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