TOYO SEIKAN GROUP

TOKYO PACK 2021

03 自然共生社会
(ポストコロナ社会)

包む技術で、自然エネルギーを活かす。 自然エネルギーの活用 緩水溶性ガラスによる
環境保全への貢献

ゆっくりと水に溶けるガラスの開発

ガラスの成分を調整すると、ゆっくりと水に溶けていく(緩水溶性)ガラスが得られます。そして、溶け出す成分と速度をコントロールすることで、継続的に栄養・忌避物質を供給し続けるガラスを生み出すことができます。東洋ガラスでは、その特性を活かした製品展開を行なっています。

緩水溶性ガラス製品
藻類増殖材(イオンカルチャー)

二価鉄イオン・ケイ酸イオン・リン酸イオン溶出ガラス

◆ ラインナップ①
イオンカルチャープレート(藻場・漁場形成)

(株)不動テトラと共同開発 約10年間かけて、二価鉄・ケイ酸・リン酸イオンを溶出


◆ ラインナップ②
イオンカルチャーパック(珪藻増殖)

約3ヶ月の間、二価鉄・ケイ酸・リン酸イオン・窒素肥料を溶出。
アワビやウニなどの種苗生産に利用されています。(稚貝の初期餌料の珪藻を増殖)



東洋製罐グループでは、ブルーカーボンを志向する企業・組織との協業で、地球温暖化防止への取組みに貢献して参ります。

海藻増殖→ブルーカーボンに貢献
(イオンカルチャープレートの例)


防藻・除菌・抗菌機能を有するガラス
(PNU)銅イオン溶出ガラス

銅イオンは微量でも各種の菌に対して除菌・抗菌効果を現します。
また、菌類だけでなく、フジツボなどの貝類やナメクジなどの大型生物も銅に対して忌避行動を示すことが知られています。東洋ガラスが開発した緩水溶性ガラスPNU-30、PNU-40は水中に保持すると長期間にわたって銅イオンを溶出するため、さまざまな除菌・抗菌・忌避効果が期待できます。また、用途に応じて組成比率や粒度を調整することで溶出期間や溶出濃度を調整することも可能です。

※粒度は10μm程度まで細粒化可能



PNU30



PNU40

◆実用化例①:養殖漁網防汚材料

「漁網に海藻や貝類が付着するのを抑える(忌避)ための添加剤」
特に養殖場で使用される網は、付着物による網目の閉塞により海水の流通を阻害し、飼育する魚類の病死などに繋がります。



実海域でのテスト

◆実用化例②:芝生の育成

「ゴルフ場のグリーンに生える苔や藻を抑制する」
『効果発現促進剤』として当社の銅イオン溶出ガラス「PNU」が使われています。(農薬ではありません)
苔、藻を抑制して、芝の生長環境を回復させます。
現在、関東地区、山口県を中心に約50個所のゴルフ場で使用されています。



緩水溶性ガラスは、溶出物質や溶出期間を変えることにより、さまざまな用途でのご利用が可能となります。
お問い合わせ内容に基づき、溶出物質およびガラス組成の選定・ガラス試作・溶出試験を行い、ご要望に適した緩水溶性ガラス製品を設計・製造いたします。

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